部屋の隅っこ独り言

タイトル通り。独り言みたいなのをつらつらと。

”思い出は胸に残ってる” 映画 HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターメモリーズ 感想とか

はい、ライダーでも戦隊でもアイマスでもない、映画  映画 HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターメモリーズ(以下オールスターメモリーズ)の感想とかつらつらと。自分のブログを見たことがある人は承知の事とは思いますが、自分は言語出力して人に何かを使えることはバカほど苦手なのでまとまりないかもしれません。

あ、ネタバレ満載です。

プリキュアも好きなんですよ、実は。

 

で、はぐプリめちゃくちゃ面白いし、オールスター系の映画久しぶりに見てみるかと見に行ってきました。前に1回見に行ったけど、いつの時だっけな…。

今回の映画ほどミラクルチアライト欲しくなったのは初めてですよ、ええ。

 

話の流れとしては前半と後半に分かれるのかな?

前半はミデンに奪われたアンジュ・エトワール・マシェリ・アムール・なぎさの記憶を元に戻すまで、後半はそれ以降って感じ?

 

順繰りに前半から話しますが、開幕破壊される横浜の街。知ってるところだった。

開幕からブラック・ホワイト・ルミナスのバトルから始まって、「ああー、劇場版のスケール」ってなりました。アクションがとりあえずすごい。劇場版クオリティ。

最初の怪物を倒した後、唐突にミデンから襲われる3人。ミデンの事を「ザケンナーじゃなさそうです」ってルミナスは言ってたけど、最初の怪物はザケンナーだったのか?

ダウンしたブラックホワイトをかばう形でルミナスが被弾、この時点でルミナスは記憶を奪われて幼児化してたんでしょうね。

 

はぐプリの日常パート、珍しくカメラとかでめちゃくちゃ使ってたけど伏線といえば伏線だったんだと。

まあ、細かいことまで書くと文量えーーらいことになるので印象的な部分とかにフォーカスしますけど、ミデンとの戦闘後、記憶奪われて幼児化しちゃったエール以外のはぐプリメンバーを戻すため(&どっか行っちゃった幼児らを探すため)奔走するはなちゃんとなぎさ。他のメンバーから嫌がられるわ、泣かれるわ、怖がられるわのぼっこぼこで折れそうになっちゃうはなちゃんとなぎさでしたが、ミデン乱入。

ミデンにほのかを語られたなぎさの切り返しも好きなんですけども、はながもう一度立ち上がるとき、「思い出も自分の中にある」「こんなところで折れるなんて、私のなりたい”野乃はな”じゃない!」のセリフで一回目の涙腺決壊。はぐプリ1話のプリキュアになる前のセリフをここで持ってくるの卑怯じゃない?卑怯。

そこから流れる挿入歌『リワインドメモリー』もばか高まるし、歌詞が非常にいい。ずるい。

話の一部始終がはなちゃんらしいし、なぎさらしいし、ほのからしいし、とにかく”その子らしい”んですよね、今回の映画。

はなちゃんめっちゃ好きなんで、1話のセリフここで持ってくるの本当にぶっ刺さるんですよね。はなちゃん好きすぎて歴代現時点1位の相田マナを飛び越えかねない勢いです。

ミデン一時撃退からの、ミデンブチ切れ日本全国総幼児化ビーム。

その前のエールとミデンのやり取りで少しずつミデンの行動の意図が分かりかけてきてましたね。

 

総幼児化ビーム後の地殻変動(?)後、ミデンの城へ突入したはぐプリ&初代。

ミデンの行動の理由の疑問点や、ミデンの心の中の話を経て、ミデンの城の中枢部へ。そこで見つけた、『生産数の少なく、使われなかったフィルムカメラ』がミデンの本体と割れて、『楽しかった思い出も悲しかった思い出も”何もない”』ことを知ったエールの心内とか結構くるものがあるというか、ああやって「なにもないってどういう気持ち?」って考えるよりもショックを受けたようなのが生々しいな…と思いました。

結局、マーブルスクリュー止めちゃった結果、初代の二人は幼児化、はぐプリ勢もミデンの中に取り込まれる始末。

 

プリキュア全滅やで。どないすんねん!?

前半で幼児化から戻したのは、「一生懸命な気持ちから生まれたチアライトで思い出を取り返した」らしい(ってパンフに書いてた)んですが、まあ当人の思い出を、その思い出を共有している第三者から補填する形だと自分は思います。

 

じゃあそれやればええやんけ!ってなるのはいいが、ハリーたちは過去のプリキュアたちを知らないから、視聴者に頼むって形でのチアライトを振る導入でした。なるほど、自然な流れだな。

その時の(はっきりとは覚えてはないけど)「ここにはいろんなプリキュアがおる!今までプリキュアを見て”かわいかったとこ””かっこよかったとこ””たのしかったとこ”思い出して応援してくれ!一人やなくてもいい、好きなプリキュアの名前呼んで応援するんや!」ってハリーのセリフ、今までプリキュアを少しでも見て楽しかったとか思った人間にはぶっ刺さると思うんですよね。

いやまあ、自分女児どころか年齢も性別も違うんですけど、それでも初代とか5とか抜けてたとこもあるけど、いろいろ見て話として面白いなーとか、これは泣けるなとか思ってたので、そりゃ好きなプリキュアもいるし、好きな話もたくさんあるので、心の中でライト振ってましたよね。貰えないからね。目からは涙がボロボロと落ちてましたが。死んだ。

 

オールスター復活からの、ミデンとエールの元へ全員駆けつけるところ、BGMがよすぎる。

各主題歌のオーケストラアレンジで主題歌同士をつなぎながら、各プリキュアの戦闘シーン。全員がオリキャスでしゃべるってのもあって、さすがに全員が全員同じくらいしゃべるってのは難しいから配分が違うのはちょっと残念でしたが、それでも全員がしゃべるっていうのはうれしい限りでした。

プリキュアの当番戦闘の時のセリフも場面と、そして各プリキュアにも沿ったセリフでここでも泣く。ドキドキとスマイルが好きなので、キメ台詞もう一回聞けたのはすげえうれしかった。死んだ。

 

ミデンとエールの対話で「他人から奪うんじゃなくて、これからたくさん自分で思い出を作っていこう」って、はぐプリのテーマの『なんでもできる、なんでもなれる』がオールスター映画でも活きててこういうのいいなぁと。

映画自体のテーマも、はぐプリのテーマも混ざっていい具合にあって、ホントにプリキュア映画としても、単体の映画としてもいいもんだったな…って思います。

 

最後、楽しかったことつらかったこと悲しかったことをオールスター各々振り返るようなところで出されたシーンのセレクトがアカンやつでしたね。

プリアラで「1話のおかんへのショートケーキ作るところ」とかマジで卑怯ですよ。他に映った31話「涙はガマン!いちか笑顔の理由!」はホントダメだと思う。いちかの回ホントにいい話すぎる。他もいい話やけども。

過去作品、記憶が曖昧なんとか見てないのとかあったりするので、そこらへんは回収していきたいなと。

 

 

纏まりもなく、ポツポツと感想述べてきたっぽくみせたけど、まあガバガバですね。

それでも、プリキュア見ててよかったなとか、好きでよかったとか、いろんな気持ちを改めて思い出したし、本当に観に行ってよかったと心の底から思います。

もう一回言うけど、ここがどうとか詳しく言えないし、文もうまくないけども、さすがにこれは書いときたかったもんで。

 

ホント、少しでも昔にプリキュア見て、「楽しかった」「面白かった」とか思ったことある人には観に行ってほしい映画でした。思い出ボムの塊ですよこれ。

 

ちゃんと思い出って胸に残ってんだなって思いましたよ。