部屋の隅っこ独り言

タイトル通り。独り言みたいなのをつらつらと。

「花譜という世界」は其処に在った ー 花譜1st ONE-MAN LIVE「不可解(再)」 ー

どうも、キタローです。

 

 

今回は”花譜1st ONE-MAN LIVE「不可解(再)」”の話です。

 

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このブログを書いている今日(2020/03/23)にZepp DiverCityにて行われた公演です。

といっても、巷で蔓延している新型コロナの影響を鑑みて、無観客ライブ配信という形で公開された作品ですね。

 

色々なところで影響が出ているこの件ですが、この公演に関しては本当に観客を入れた状態で行われてほしかったと切に思いました。

「人の息遣いや、温度感」がとてもほしかったなと思いました。

言っても仕方ないことないんですが。

 

 

 

・さわりとして

 

この公演、”(再)”とついている通り、去年に行われた公演の「再演」です。

そして「再構築」です。

 

自分は花譜という存在を、この最初に行われた1stライブの後に知った身なので、元の再構築される前の公演は後情報として感想やレポートで見ただけの存在でした。

それを前提として感想とか諸々進めていこうと思います。

 

 

 

・演出とか

 

『これは、なんだ?』

 

ホントにこれに尽きる感想ばっか出てきますね。

生バンドと、バーチャルの存在の花譜と、文字や、映像の演出がすべて、ライブ会場という空間に同居しているこの感覚。

 

Vのリアルイベントとかでも、舞台上でVと歌詞が同じ場所に存在する演出は多々見てきました(といっても数はしれている)が、これは次元が違う。

 

これを表現するだけのものが自分の中にないのが悔やまれますが、とにかく奥行きと空気感とが、すべて一緒くたになって「不可解」という空間を形成してる感覚。

もう、脳の処理が追い付かない状態が一生続いているくせに、花譜の歌声と表現と、音楽だけはしっかりと心と体にぶち当たってくる。

 

演出や空間に負けない「花譜の存在」あってこそ、というような感じがします。

「花譜という存在」を中心に据えているからこそ、というのもあるかもしれません。

 

これは、実際に、見て、体感しないと、はっきりとは、わからない。

そんな気がします。

 

配信という一枚二枚隔てた状態でこれなんだから、リアルだとどうなってしまっていたんだろうかとちょっと怖くもなりますね。

 

各曲も、アレンジバージョンだったりして、いろんな見せ方・魅せ方をしてきてホント、もう渦に飲み込まれてんじゃねえかって気持ちでしかなかった。

 

春猿火や、理芽がゲスト(という表現で正解なんだろうか)として共演したりと、さすがに座椅子から滑り落ちる事件が何回かありました。

いや、ほんとなんなんだこれは。これがこの値段で見れるの?????世界のバグでしょ?

 

 

そりゃあ、再演前の「不可解」を見たいろんな人たちが影響受けたりするのも納得するなっていうものでした。

 

これは確かに「今日から明日の世界を変える」ものだった。

 

 

 

・花譜という世界

 

花譜という存在を知ってから、歌に触れてから、ずっと思っていましたが、花譜の歌って「ジャンル:花譜」っていう感じがしているんですよね。

 

花譜自身も、そして花譜を支える人たちも、取り巻く状況も、「花譜」という世界を大切にしていて、壊れないようにしていて、そしてそれをこちら側の見ている人たちにも伝えようとしてくるようなそんな感じ。

 

花譜という世界に対する捉え方って、人それぞれ結構違う気がして、でもそれのひとつひとつも間違いじゃないような気がします。

 

気がするだけ、オタクの妄言ですね。

 

 

過去に見た「DIVE XR」や「FAVRIC」などで花譜が歌う姿、何かを表す様は見てきましたが、今回初めて「花譜という歌の世界」に触れて、ちょっと頭の中が真っ白になりました。

今まで経験したことのない感覚が襲ってくるこの楽しさよ。

 

これだけの世界を持っているんですが、やっぱり根本は「にほんのどこかにいる16さい」で、MCの時のたどたどしさや、恥じらいのある姿は、どこにでもいる存在で、だからこそ歌が際立つのかなあとか。

 

個人的に、花譜の歌声の震えだとか、表現しがたい感情の乗り方とか、非常に好きで、そういうところに「いい歌」の雰囲気や、「息遣い」を感じます。

こういう”歌”大好きです。

 

 

 

・締め的な

 

『不可解』すごい。

この表現は花譜たちにしかできない。

 

不確かで確かなこの公演めちゃくちゃ楽しかったし、今までに抱いたことのない感情がたくさん自分の中に生まれました。

少なくとも自分の明日の世界は少しでも変わりそう。

 

 

素晴らしい再演をありがとうございました。

 

 

 

以上。

 

 

 

自分のスタイルだと”ライブレポート”書けないですね…。