部屋の隅っこ独り言

タイトル通り。独り言みたいなのをつらつらと。

舞台を見に行ってきた話 - ジャシステ -

タイトル通りです。ネタバレあります。

覚えてることをつらつら書きます。

 

魔法少女(?)マジカルジャシリカ ☆ 第壱磁マジカル対戦 ☆」を見てきました。タイトル長いね。

3/13~3/17までやってました。見に行ったのは15日ソワレ、16日ソワレ、17日マチソワ両方。計4公演です。15は前から4列目中央寄り、16は真ん中あたりの下手側、17マチネが後方上手側、ソワレが中間真ん中寄り。

我ながら行ったねぇ。

 

最近気になる声優さんが舞台出るって告知をし、「へえ~」って他の出演者見ていたら過去に自分にアイドルとチェキを撮らせた方の推しまで出ている。誘いました。誘った人とは16日以降連番です。

 

過去に観劇したことといえば、学生時代、興味もないのに学校行事というだけで連れていかれた内容も覚えていない演劇と2年ほど前に見た劇くらいしかなかったので、どんなもんかなぁ~~と思っていたら、えっらいすごいもんでした。

前情報として「結構動く・ダンスの練習で筋肉痛が…。」など見ていたのですが、想像していたよりもはるかに動く歌う踊る。狭い……というわけでもないけれどそれなりの人数が普通の舞台で所狭しと動くもんだから度肝を抜かれました。

15日は初見+前の方っていうのもあり、表情もよく見えるし、足音もしっかり聞こえる、なんならアクションしてる時の袖のはためく音なんかも聞こえる…、一気に引き込まれました。

 

内容的にはこれからどうなるんだ???と思いながら見進め、いよいよ終盤にはハッピーエンド!!……ではなかった。バッドエンドというか、ビターエンドというか…。あとから聞いた話、ここの舞台って結構こういう感じのが多いらしい。今回、なんと最終的な生存率がべらぼうに低い。

笑いのパートでは笑いに、シリアスのパートではシリアスにガンふりしているので見ていて非常に楽しいです。

正直、DVDとかも出るので、見て欲しいところではあります。

 

今回、がっつり演劇を見るっていうのが初めてに近かったんですけど、『舞台』って演じている人の感情が、ドラマやアニメと違ってスクリーンとか通さずにダイレクトに伝わってくるので否応がでも見入るんだな、と。キャラクターが死ぬときや、感情を思いっきりぶつける瞬間なんか顕著で、感情って刃で思い切りぶっ刺される感じ。痛いほど慟哭とか悲痛さが伝わってくるんですよね。

ブラジルコンビが離別するところとか、バチカン組の片方が死んだ時とか…、ケニア組が死んだところとか。死んでばっかだな?

一番「ガッ!」ときたのが、最後の最後、雄大がちえみに向かって「どうしてこんなことを」と感情ぶつけるところですね。魔法少女の姿の時はずっと一人称が「ジョポニック」だったのが、この時は「俺」ってなってるのも相まって肌にびりびり来ました。そのあとのちえみもね。固唾をのんでとはこのこと。

ソレンジャーが死ぬところも「変えさせてあげられなくて、ごめんね…」がめちゃくちゃ心に来ました。

 

演じる側の感情とかが、観ている側にダイレクトに来るって言うのは舞台独特だな、と。

 

 

で、次にアクションのお話。

いや、めっちゃ動くんですよ。16人とかわりと多い人数で所狭しと(ダンスの振りの中に組み込まれた殺陣とはいえ)動き回る。舞台の二段目から飛び降りたり、逆に乗ったり、高低差も活かして迫力のある殺陣でした。

中国のチャイニーロケッツとバチカンバチカンジャンケンの初戦とかしっかり練習して動き覚えてないとあんだけ綺麗に動かないだろうなぁ…って思いました。

もうね、中国組のアクションがカンフー基も相まってすっごい見栄えよかったしインパクトに残ってます。生田輝さんすごいや。かわいいしね。アクションには関係ねえな。

 

名前出したからそのまま派生するけど、生田さん、舞台上での演技が「感情あって動いてる」ってめっちゃ感じるんですよ。

目の前で言い争ってたら「(うわ…どうしよう…えーっとえーっと)」から動いてそのまま発する言葉に繋がってる感じ。”台本で決まってるから動きました”じゃなくて、”そう思ったからそう動きました”みたいな。まあ皆さんそうなんですけど、生田さんが特にって感じでした(※個人の感想です)

 

その場でメインでしゃべってる人以外の演技も見てて面白いなっても思いました。

「上段の方で話してる人を見上げつつ、その話を聞いてる時の演技」や、「驚愕の真実を聞いた時の全員の驚きのリアクションの違い」などなど…。ハコの中の世界で生きてる人たちがリアクションしてる、って舞台としては当たり前なのかもしれないけど、それが凄いなって思ったし、それがいい部分なんだなって。

 

演劇を見て「頭使いまくって疲れる」なんてこと初めてだったので、楽しかった思いも相まって非常にロスってます。すごいよ。座り続けてケツもいたかった。

同じ劇団の違う舞台も見たいなと思いました。

 

お目当てはソレンジャーピースの田辺さんだったのに、中国組はめちゃくちゃいいキャラしてるわ、アメリカ組はいいコンビしてるわ、もう大変。

明朗快活なキャラ好きなのでチャイニージンジャーありえんすこなんだ…。

 

 

結局感想としては「すごかった」っていう、語彙力の欠片もない感じになります。

いや、ほんと、すごい面白かったんですよ。いろいろ内容的にも書きたいの多いけど頭回らないんだ。

 

時間見つけて加筆できればいいと思います。

舞台、違うのも見ようと思います。